ひとみデンタルクリニックではSix Month Smiles(シックスマンススマイルズ)というアメリカの歯列矯正システムを採用しております。
2015年10月より、アメリカの美容歯列矯正システム、 Six Month Smilesによる矯正治療のご提供を開始いたしました。
平均6〜9ヶ月で動的治療が終了する大人のための歯列矯正治療です。矯正期間が短く、形状記憶合金の弱い力で歯並びを整えますので、歯周組織にも負荷が少なく安全です。
院長の権藤ひとみはニューヨークとロンドンで研修を受けたSix Month Smilesの日本のプロバイダー第1号です。
<症例 その1>
受け口(アングルIII級)と凸凹の歯並びを気にされていた患者さんの症例です。
矯正前(左) と 矯正中(右) の写真です。矯正中は透明のブラケットと白いワイヤーなので目立ちません。
矯正後のスマイルです。下の歯もきれいに揃いました。
<症例 その2>
凸凹の歯並びを気にされていた患者さんの症例です。透明のブラケットと白いワイヤーで矯正します。矯正の術前と術後を示しています。
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ご相談受付中です。
- 骨格性の問題がある場合など、症例によっては本システムの適応症でない場合もありますので、ご来院の上、ご相談ください。
- 適応年齢について:16歳以上の方が対象です。
Six Month Smilesと、全顎矯正、アライナー矯正、部分矯正の適応数のイメージ:

Six Month Smiles、全顎矯正、アライナー矯正の比較:
項目 | Six Month Smiles | 全顎矯正 | アライナー矯正 | 備考 |
動的矯正期間 | 平均6〜9ヶ月 | 平均2〜3年 | 平均1〜2年 | 最も多い典型的な期間 |
料金 | 1倍 | 約1.5~2倍 | 約1.5~2倍 | Six Month Smilesを1としたときの比較 |
使用する矯正装置の装着範囲 | 第一大臼歯を含むマルチブラケット | 第二大臼歯を含むマルチブラケット | 第二大臼歯を含むアライナー | 典型的な装着範囲 |
矯正装置の色 | 白いワイヤーに透明なブラケット | 金属色または白いワイヤーに金属色または透明なブラケット | 透明なマウスピース | |
矯正治療の計画担当 | プロフェッショナル・チームで担当。アメリカの矯正歯科医が計画し、日本の担当歯科医師と共に検討して最終決定する | 通常、矯正担当の歯科医師1名のみ | 歯科医師以外の歯科技工士や技術者が設計しているものが多い | |
矯正治療中の症例検討 | 複数以上の国内外の矯正担当歯科医師間でオンラインで症例検討可能 | 通常、矯正担当の歯科医師1名のみ | 通常、矯正担当の歯科医師1名のみ | |
適応年齢 | 16歳以上 | 小学校高学年〜 | 小学校高学年〜 | 永久歯列の場合 |
* Six Month Smilesのブラケットとワイヤー等を用いて1年〜1年半の期間で全額矯正をすることも可能です。
薬機法について:
Six Month SmilesはFDA(アメリカ食品医薬品局)の認証を受けており、アメリカでは人気のある歯列矯正法ですが、日本では厚生労働大臣の認可を受けていません(薬機法適用外)。アライナー矯正で世界的に広く使用されており、日本でも広く使用されているインヴィザラインも同様に薬機法適用外です。よって、担当歯科医師の責任において患者さんの同意を得て治療するという意味では、Six Month Smilesはインヴィザラインと同様です。
アライナー矯正について:
Six Month Smilesは原則、マルチブラケットタイプの矯正治療ですが、アライナー矯正(透明なマウスピースのようなものを装着するタイプの矯正)も受け付けております。ただし、アライナー矯正はマルチブラケット矯正と比べると適応症が限られます。
Six Month Smiles | アライナー矯正 | |
矯正装置 | 透明なブラケットと白いワイヤー | 取り外しのできる透明なマウスピース |
期間 | 平均6〜9ヶ月 | 平均1年以上 |
歯の移動 | コントロールや予測がしやすい | マルチブラケットよりコントロールしにくい |
適応症 | 適応症あり | 適応症がより制限される(回転や歯の挺出はむずかしい) |
患者さんにとって | 手間は少ない | 守らなくてはいけないことがより多い |
Six Month Smilesはマルチブラケット矯正の一種です。マウスピースのようなものを装着するアライナー矯正との違いを上の表に簡単にまとめました。
患者さんごとの状態により、何が最適か、選択肢は異なります。
詳しくはご来院時にご相談ください。
ひとみデンタルクリニックへのご予約・お問い合わせ: 03-5840-8341